2008年01月09日(Wed)
いのちはひとりひとり
清々しい本堂で、薬害患者の一律救済をはじめに多くの人が幸せになりますようにと祈る。
ある日のこと、ねむの木学園の宮城まり子は出向の職員が一生懸命に描かれた園児の絵を燃やしている無残な光景を見て、あわてて炎のなかから園児の絵を拾い出したという。
今、園児の絵はすべてたいせつにねむの木美術館に収められている。
尊いいのちという抽象的なものがあるわけではない。
いのちはひとりひとりであり、そのひとりひとりが尊いのである。
だから、いのちに線引きをしてはならない。
このことをお釈迦さまは法華経に「ことごとくわが子」と述べられたのである。
日本がそのような国になりますように。
ある日のこと、ねむの木学園の宮城まり子は出向の職員が一生懸命に描かれた園児の絵を燃やしている無残な光景を見て、あわてて炎のなかから園児の絵を拾い出したという。
今、園児の絵はすべてたいせつにねむの木美術館に収められている。
尊いいのちという抽象的なものがあるわけではない。
いのちはひとりひとりであり、そのひとりひとりが尊いのである。
だから、いのちに線引きをしてはならない。
このことをお釈迦さまは法華経に「ことごとくわが子」と述べられたのである。
日本がそのような国になりますように。