2006年10月25日(Wed)
足下には彼岸花
ルイは三才オス、柴犬のジョンは六才のメス。しっぽを振るジョンを連れて散歩に行く。足下には彼岸花。
いつの間に もう秋! 昨日は 夏だった。
と 立原道造はうたった。
西の山並みの手前には日本のシリコン・バレーと呼ばれる建物が光る。お寺の二台のパソコンはあそこに勤める若者が面倒を見てくれる。私はパソコンが苦手なのだ。
お寺に帰ると「明日は忘れずに来て下さい」と京都のOさんからのメール。
いつの間に もう秋! 昨日は 夏だった。
と 立原道造はうたった。
西の山並みの手前には日本のシリコン・バレーと呼ばれる建物が光る。お寺の二台のパソコンはあそこに勤める若者が面倒を見てくれる。私はパソコンが苦手なのだ。
お寺に帰ると「明日は忘れずに来て下さい」と京都のOさんからのメール。
2006年10月22日(Sun)
本堂で朝のおつとめをする
本堂で朝のおつとめをする。座ると、ふと、異様な視線をかんじた。日蓮聖人のお木像のよこで、茶色のアメショの猫がわたしたちを見下ろしてる。これが寺に住みついてるルイか。ルイはすばやく駆け下りて、姿を消した。
法華経を読誦し、立正安国論を拝読する。鎌倉時代の災害の描写で始まるこの書物は日蓮聖人が幕府へ提出した意見書である。
庫裡へとさがって、新聞を開くと、台風の被害が報じられていた。
法華経を読誦し、立正安国論を拝読する。鎌倉時代の災害の描写で始まるこの書物は日蓮聖人が幕府へ提出した意見書である。
庫裡へとさがって、新聞を開くと、台風の被害が報じられていた。
2006年10月15日(Sun)
あーあ。よく眠れた
あーあ。よく眠れた
夕べの虫の声は耳にいたいほどだったな。
戸をあけると、南はいちめんの稲の波が揺れ、山並みは白く煙っている。
【ひろもよいものだ。電栄寺っていうからアキハバラにあるのかとおもった、と家内は言い、結局、単身赴任の身、】
「あ、おはよう」
「おはようございます。電栄おしょう!」
昔は電栄寺のお上人と呼ばれてたようだが、このごろは、みんな、電栄おしょうしか呼ばない。
夕べの虫の声は耳にいたいほどだったな。
戸をあけると、南はいちめんの稲の波が揺れ、山並みは白く煙っている。
【ひろもよいものだ。電栄寺っていうからアキハバラにあるのかとおもった、と家内は言い、結局、単身赴任の身、】
「あ、おはよう」
「おはようございます。電栄おしょう!」
昔は電栄寺のお上人と呼ばれてたようだが、このごろは、みんな、電栄おしょうしか呼ばない。