2008年05月30日(Fri)
梵漢和対照法華経
朝勤ではゆっくりと法華経八巻を読んでいる。静かな朝のこころよいひととき。心に残ることばは書きとめておく。
三月に岩波書店から植木雅俊訳『梵漢和対照法華経』が出版されてからは朝食ののちに、同じ箇所を読み合わせする楽しみが増えた。今日も註を読んでいると、月を意味する梵語は「ウサギを持つもの」で、仏教がインドから中国へ伝わると、それまで中国では月にヒキガエルがいると考えられていたのが、ウサギがいるという考えに変わったと記されていた。
おもしろい。昔習った梵語の文法を思い出しながら註を読むのは楽しい。
三月に岩波書店から植木雅俊訳『梵漢和対照法華経』が出版されてからは朝食ののちに、同じ箇所を読み合わせする楽しみが増えた。今日も註を読んでいると、月を意味する梵語は「ウサギを持つもの」で、仏教がインドから中国へ伝わると、それまで中国では月にヒキガエルがいると考えられていたのが、ウサギがいるという考えに変わったと記されていた。
おもしろい。昔習った梵語の文法を思い出しながら註を読むのは楽しい。