アーカイブリスト
2007年01月15日(Mon)
お正月
お正月、里山に点在するお檀家を、お経をあげながら回る。よく手入れされた林の奥に小さなお社が見える風景は、「美しい国」の象徴のようである。それは神道と仏教徒が調和してきた姿でもある。お茶を頂いていると、「お上人さん、この頃イノシシが出てきて悪さをするので困ります」とのこと。見ると山すそに防護柵がある。イノシシどころか熊も出没するそうだ。しかし、考えてみると、人間だけでなく、他の動物が存在しての大自然であろう。共生に慣れていきたいものだ。
2007年01月01日(Mon)
今月の聖語[平成十九年一月]
今月の聖語をご紹介します。
=解説=「ぜんごん善根」弘安三年 聖寿五十九歳
実り豊かな収穫を得るには、それにふさわしい努力が必要である。何もせず、棚からボタ餅式ではどうしようもない。
田の苗も草を除き肥料を施し愛育の手をさしのべてこそたわわに実る。人も同様である。善き心根があってこそ、人生の花開き大果を得る。
よい果報を生むための善い原因・善い行為が善根。その善根功徳の積み重ねあって、豊かに栄え、命を美しくかがやかせる。光輝にみちた人生は、善根の有無による。善い果報を生ずる本が善根で、それが根本である。そのことなくては「必ずさかう」に結実しない。
燈に油・草に雨が必要条件であるように、大果報の前提は、善根である。
=解説=「ぜんごん善根」弘安三年 聖寿五十九歳
実り豊かな収穫を得るには、それにふさわしい努力が必要である。何もせず、棚からボタ餅式ではどうしようもない。
田の苗も草を除き肥料を施し愛育の手をさしのべてこそたわわに実る。人も同様である。善き心根があってこそ、人生の花開き大果を得る。
よい果報を生むための善い原因・善い行為が善根。その善根功徳の積み重ねあって、豊かに栄え、命を美しくかがやかせる。光輝にみちた人生は、善根の有無による。善い果報を生ずる本が善根で、それが根本である。そのことなくては「必ずさかう」に結実しない。
燈に油・草に雨が必要条件であるように、大果報の前提は、善根である。
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