2007年07月01日(Sun)
今月の聖語[平成十九年七月]
今月の聖語をご紹介します。
=解説=「獅子吼」 文永九年(一二七二年聖寿五十一歳)
日蓮聖人の仏教理解の肝要は、 “法華経最第一”につきる。「仏の説法」は数多の経典となって伝えられる。その仏の説法を獅子の吠(ほ)(吼(ほ))えるにたとえて獅子吼という。獅子とは百獣の王と呼ばれるライオンである。百獣を威圧するように、仏の説法は悪魔・外道を屈服させ、万人を救護する。従って諸経の中の王「法華経」は、諸経を統括する大王経だから経中における「獅子吼の第一」なのである。
釈迦如来の御心(みこころ)であり御志(おんこころざし)である「南無妙法蓮華経」は一切の群経を統括し、束ねる「獅子吼の第一」であり “法華経最第一“の率直な表白(ひょうびゃく)・表出である。
=解説=「獅子吼」 文永九年(一二七二年聖寿五十一歳)
日蓮聖人の仏教理解の肝要は、 “法華経最第一”につきる。「仏の説法」は数多の経典となって伝えられる。その仏の説法を獅子の吠(ほ)(吼(ほ))えるにたとえて獅子吼という。獅子とは百獣の王と呼ばれるライオンである。百獣を威圧するように、仏の説法は悪魔・外道を屈服させ、万人を救護する。従って諸経の中の王「法華経」は、諸経を統括する大王経だから経中における「獅子吼の第一」なのである。
釈迦如来の御心(みこころ)であり御志(おんこころざし)である「南無妙法蓮華経」は一切の群経を統括し、束ねる「獅子吼の第一」であり “法華経最第一“の率直な表白(ひょうびゃく)・表出である。