アーカイブリスト
2007年08月01日(Wed)
今月の聖語[平成十九年八月]
今月の聖語をご紹介します。
=解説=「無常」 弘安二年(一二七九年聖寿五十八歳)
相思相愛の夫婦。夫が先立ち妻が残った。亡き夫を思う妻の真情の哀切(あいせつ)さは、死後日数(ひかず)を経ていよいよまさり、つのる。
一年を過し二年目もすごして第三回忌を迎えた。日蓮聖人は、慰藉の書状を呈し和歌二首をそえた。
「散りし花 落し果(このみ)も咲き結ぶ などかは人の 返らざるらむ」
「去年(こぞ)も憂(う)く 今年も辛(つら)き月日かな 想いはいつも 晴れぬものゆへ」
去ってのち再びまみえることのない死別。憂悲(うひ)に沈む月日。
亡夫恋慕の情を法華経の題目・南無妙法蓮華経におきかえて、どうぞどうぞお唱えつづけてくださいと念じ願う。状は、「法華経の題目を唱えまいらせてまいらせ」と記される。
=解説=「無常」 弘安二年(一二七九年聖寿五十八歳)
相思相愛の夫婦。夫が先立ち妻が残った。亡き夫を思う妻の真情の哀切(あいせつ)さは、死後日数(ひかず)を経ていよいよまさり、つのる。
一年を過し二年目もすごして第三回忌を迎えた。日蓮聖人は、慰藉の書状を呈し和歌二首をそえた。
「散りし花 落し果(このみ)も咲き結ぶ などかは人の 返らざるらむ」
「去年(こぞ)も憂(う)く 今年も辛(つら)き月日かな 想いはいつも 晴れぬものゆへ」
去ってのち再びまみえることのない死別。憂悲(うひ)に沈む月日。
亡夫恋慕の情を法華経の題目・南無妙法蓮華経におきかえて、どうぞどうぞお唱えつづけてくださいと念じ願う。状は、「法華経の題目を唱えまいらせてまいらせ」と記される。
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