2007年09月03日(Mon)
立正安国論の精神
新内閣が発足した。政治家は初心を忘れずに国民の立場を考慮した行政に力を発揮してもらいたい。官僚の弊害は社保庁の年金問題に極まった。最初は理想に燃えた政治家と官僚も年功を経るにしたがって国民よりも企業の利害を重んじるようになるのではないか。わが日蓮聖人は立正安国論を奏進されたのち、鎌倉幕府と妥協されることなく理想を貫かれた。政治家と官僚に学んでいただきたい。特に厚労行政は国民の生活に直結している。新大臣にはがんばってもらいたい。
2007年08月28日(Tue)
無題
散歩中に夕立に遭った。夕立が過ぎると暑さが去り、一気に秋の気配。周囲のたんぼの稲は出穂期を迎え、小さな白い花粉をつけている。冷気とともに花粉の香りがただよう。目をつむると、この夏の暑さが体から去っていく。疲れが抜けていくようで快い。私たちの苦しみの原因である煩悩の炎が消えることを仏教では涅槃という。その涅槃をちょっとだけ味わったようだ。
2007年08月21日(Tue)
無題
六十二回目の原爆忌が過ぎた。広島の原爆による死者は二十五万人をこえ、各地に多くの苦しむ患者がいる。そして原爆症の認定をめぐって患者と厚生労働省は、今なお裁判で争っている。苦しく弱い立場の自国民にたいして、よくも平気でこのように振舞えるものだ。これが美しい国か。
連日四十度をこえる猛暑が列島をおそっている。私たちは国に清涼剤を期待している。
連日四十度をこえる猛暑が列島をおそっている。私たちは国に清涼剤を期待している。