2008年09月18日(Thu)
アートの楽園・直島
行きたくてたまらなかった香川県・直島へ行った。
ここは有名な現代美術の島だ。安藤忠雄設計のベネッセハウス・ミュージアムと地中美術館、そして本村地区の家プロジェクトを見てまわった。印象に残ったのは、ジェームス・タレルの作品、とくに地中美術館の「オープン・フィールド」と本村地区の「南寺」だった。光の体験と闇の体験。この二つを自分の身体でまるごと体験する、そういう作品なのだ。
南寺の闇では、目の前の手のひらさえ見えない闇に置かれることが、わたしに恐怖を与えた。オープン・フィールドの光の中へ入るときにも、ゆっくりと足を運んだ。光のなかをゆっくりゆっくり歩く。体験するアートである。
いわゆる臨死体験の闇と光を連想した。闇と光は宗教における二大テーマでもある。この意味で、この二つの作品は現代にあっての宗教の提示ではないか、と私は思った。
このように深刻なことを考えているわたしの前に現れた大竹伸朗の作品「はいしゃ」は楽しかった。子供心にあふれている。こんな家に住みたいな、と思った。
直島はおもしろい島である。
ここは有名な現代美術の島だ。安藤忠雄設計のベネッセハウス・ミュージアムと地中美術館、そして本村地区の家プロジェクトを見てまわった。印象に残ったのは、ジェームス・タレルの作品、とくに地中美術館の「オープン・フィールド」と本村地区の「南寺」だった。光の体験と闇の体験。この二つを自分の身体でまるごと体験する、そういう作品なのだ。
南寺の闇では、目の前の手のひらさえ見えない闇に置かれることが、わたしに恐怖を与えた。オープン・フィールドの光の中へ入るときにも、ゆっくりと足を運んだ。光のなかをゆっくりゆっくり歩く。体験するアートである。
いわゆる臨死体験の闇と光を連想した。闇と光は宗教における二大テーマでもある。この意味で、この二つの作品は現代にあっての宗教の提示ではないか、と私は思った。
このように深刻なことを考えているわたしの前に現れた大竹伸朗の作品「はいしゃ」は楽しかった。子供心にあふれている。こんな家に住みたいな、と思った。
直島はおもしろい島である。