2007年04月13日(Fri)
寛容の精神
お堀端にある出光美術館で「志野と織部」展を見た。
ショップで十年前の「パリ・ギメ美術館展」の図録を見つけて購入した。
ギメは仏教の寛容の精神を高く評価し、明治初め、日本をはじめアジア各地から仏像等を収集した。現代日本の仏教徒はこの寛容の精神をもって、世界に貢献したいもの。
今日(4月8日)はお釈迦さまの誕生日。
誕生仏を拝しながら、ひとりのフランス人があこがれたお釈迦さまの心に思いをめぐらした。
ショップで十年前の「パリ・ギメ美術館展」の図録を見つけて購入した。
ギメは仏教の寛容の精神を高く評価し、明治初め、日本をはじめアジア各地から仏像等を収集した。現代日本の仏教徒はこの寛容の精神をもって、世界に貢献したいもの。
今日(4月8日)はお釈迦さまの誕生日。
誕生仏を拝しながら、ひとりのフランス人があこがれたお釈迦さまの心に思いをめぐらした。
2007年04月03日(Tue)
無題
朝勤のとき立正安国論を拝読している。一年間通読して感じたことは、日蓮聖人がお手紙で「仏法は体のごとし、世間は影のごとし、体曲がれば影ななめなり」 【定一七五二項】と述べられているように、社会における宗教の役割と責任の大きさだった。振り返ってみると、バブルとその崩壊の間にオウム真理教をはじめ怪しげな宗教が巷をにぎわした。安穏な社会をめざして、正しく仏教を実践したいものである。
2007年03月26日(Mon)
無題
里山は春。電栄寺近くの光あふれる道路を家族を乗せた車がたくさん走る。何を急ぐのか、無理な追い越しも多い。先日、喫茶店で読んだ雑誌「サライ」の作家吉行淳之介のことばが心に残った。「絶対警笛を鳴らさない。そこから、タクシーとトラックは追い越さない。どんなに急いでいても、こっちは遊び、向こうは仕事」
「どうぞ、お先へ」と自分より人を大切に思うのは菩薩の生き方、お彼岸の心でもある。
「どうぞ、お先へ」と自分より人を大切に思うのは菩薩の生き方、お彼岸の心でもある。