2008年07月21日(Mon)
お盆に考える
お盆と終戦の日が重なっているために、これから戦争と戦没者に関するマスコミの評言が多くなる。
6月4日から連載された毎日新聞の「平和をたずねて−快楽としての戦争−」(福岡賢正)に注目した。これは福岡県のある村の戦争体験集から戦争の一面を考えたものだ。こんな文章がある。
《敵兵捕獲しては穴を掘って銃殺する事何人と数えきれない程です。‥‥戦火の合間に‥‥食料の徴発其の他支那人の女美人とも接し本当に楽しい事も有りました》
そして記者は「戦争は悲惨だ。だから絶対してはならぬと人は言う。しかし‥‥なお戦争が続いているのは、戦争が人間を陶然とさせてやまない快楽の要素を併せ持っているからではないか」と問題を提起している。
戦国時代の戦は出稼ぎだったという説を読んだこともある。
そして現在も戦火は絶えることなく、わが国では秋葉原通り魔事件等も続発している。
お盆は、せめてひとときでもわが心の奥深く潜むものを見つめるときでありたい。
6月4日から連載された毎日新聞の「平和をたずねて−快楽としての戦争−」(福岡賢正)に注目した。これは福岡県のある村の戦争体験集から戦争の一面を考えたものだ。こんな文章がある。
《敵兵捕獲しては穴を掘って銃殺する事何人と数えきれない程です。‥‥戦火の合間に‥‥食料の徴発其の他支那人の女美人とも接し本当に楽しい事も有りました》
そして記者は「戦争は悲惨だ。だから絶対してはならぬと人は言う。しかし‥‥なお戦争が続いているのは、戦争が人間を陶然とさせてやまない快楽の要素を併せ持っているからではないか」と問題を提起している。
戦国時代の戦は出稼ぎだったという説を読んだこともある。
そして現在も戦火は絶えることなく、わが国では秋葉原通り魔事件等も続発している。
お盆は、せめてひとときでもわが心の奥深く潜むものを見つめるときでありたい。