2007年02月01日(Thu)
感動しました
親戚の者が亡くなり、二七日忌を終えた。開棺で行われた通夜のことが頭に甦った。通夜法要の後、司会をして下さった女性が、控え室の私に、「感動しました」
と言ったのである。「え?」と言うと、「檀信徒の方ですか? 皆さん、ご唱和
されていましたね。良かったです」とのこと。参会者の多くが、方便品、自我偈
とお題目を唱え、故人を一生懸命に送ってあげたのであった。
若者のコメント
私もずいぶん前に、会社の関係で出席したお通夜が日蓮宗でした。他の宗派とは何となく雰囲気が違いますが・・・良い感じでした。よく分からんけど、お経が聞き易かったような気がします。
と言ったのである。「え?」と言うと、「檀信徒の方ですか? 皆さん、ご唱和
されていましたね。良かったです」とのこと。参会者の多くが、方便品、自我偈
とお題目を唱え、故人を一生懸命に送ってあげたのであった。
若者のコメント
私もずいぶん前に、会社の関係で出席したお通夜が日蓮宗でした。他の宗派とは何となく雰囲気が違いますが・・・良い感じでした。よく分からんけど、お経が聞き易かったような気がします。
2007年01月15日(Mon)
お正月
お正月、里山に点在するお檀家を、お経をあげながら回る。よく手入れされた林の奥に小さなお社が見える風景は、「美しい国」の象徴のようである。それは神道と仏教徒が調和してきた姿でもある。お茶を頂いていると、「お上人さん、この頃イノシシが出てきて悪さをするので困ります」とのこと。見ると山すそに防護柵がある。イノシシどころか熊も出没するそうだ。しかし、考えてみると、人間だけでなく、他の動物が存在しての大自然であろう。共生に慣れていきたいものだ。
2006年12月25日(Mon)
ワーキング・プア
早朝の電栄寺を出て犬のジョンと散歩していると、コンビニ近くのゴミ置き場で何やら音がする。どうやらアルミ缶を集めている年輩の人がいる。ミツとアルミ缶の詰まった袋が自転車に山のように積まれている。これだけ集めていくらになるのだろうか。何だか胸が痛くなってくる。今年も押し迫った。何人かの親しい一人暮らしの老人の顔が浮かぶ。近いうちに美味しいものを持っていき、少しでも喜んで貰おう。